アントレチャレンジピッチコンテスト「福島県復興シンボルキャラクターキビタン賞」を福島県知事へ受賞報告

2024年4月15日

 2月29日(木)に未来価値創造研究教育特区(FLOuRISH)が主催したアントレプレナーチャレンジ・ピッチコンテストにおいて、「福島県復興シンボルキャラクターキビタン賞」を受賞した産業技術専攻修士課程の斎藤研一さん(2年)、堀本智仁さん(2年)、植松慶太さん(1年)のチームと、同専攻の飯島千夏さん、小林茉優香さん(ともに1年)のチームが、副賞として授与された1泊2日(4月3日(水)~4日(木)) の福島県浜通り視察ツアーに参加するとともに、福島県庁に出向き、福島県知事に受賞報告を行いました。
 斎藤さんをリーダーとするチームは、酒の香りを残したまま瓶詰をする製造の流通技術の提案、飯島さんと小林さんのチームは、有機薄膜太陽電池で発電する衣類の製造技術の提案であったことから、福島県南相馬市小高区でホップを使った新しいタイプの日本酒を開発する酒蔵“haccoba”や浪江谷津田復興ソーラー発電所(車窓)、福島ロボットテストフィールド、福島水素エネルギー研究フィールド等、提案に関連する施設を視察しました。今回受賞した提案を福島県でどう活用できるか、また福島県との繋がりをどう発展させることができるか等、各自思いを巡らせる機会となりました。
 福島県知事への受賞報告では、同行した長澤和夫副学長(産学連携担当)から、「今回の賞の設定は、学生自身が自分の研究がどう社会に貢献できるかを改めて考える良い機会になっています。大変ありがたく思います。」と御礼を伝えた後、それぞれのチームから提案内容の発表がありました。内堀雅雄福島県知事は、「技術を力に未来を切り開きたいという思いが伝わりました。実践に向けて羽ばたいていただけると確信しています。」と学生達にエールを送ってくださいました。
 ※受賞者の学年は受賞当時のもの

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