「GXサイエンスキャンプ:キャンパスステージ」を開催

2024年4月8日

 GXサイエンスキャンプ」は2023年度に採択を受けて開始した高校生向けプログラムです。次世代のGX(Green Transformation)人材の育成目的として、フィールド見学、調査、実験などの現場体験をベースにして、食料、環境、エネルギーなどの課題についてディスカッションを行うものです。2023年の9月に食料、10月に環境、12月にエネルギーの課題に取り組んだ生徒から、3月23日(土)、24日(日)に37名が集まり、キャンパスステージを開催しました。
 3月23日(土)には天竺桂弘子副学長が「昆虫資源利活用の新たなカタチ」と題して先端研究者講演を行いました。受講生からは「昆虫についてはこれまで「昆虫食」しか考えていませんでしたが、視点を変えてみれば医学など様々な分野に応用できることを知り、昆虫の可能性を感じました。」などの新しい気づきがあったようです。
 3月24日(日)には東京大学大気海洋研究所横山祐典教授から「Cの動きで理解する気候と環境」の講演がありました。「これまで環境問題と聞いて、現代の人々の行動などと関連付けて考えていましたが、地球の歴史は長く、そのほかの惑星も関連させることで分析しやすいと分かり、興味深かったです。」などのコメントがありました。
 2日間を通して6つのグループに分かれ、農工大の学生がファシリテーターをつとめ、GXに関する課題解決の方法をディスカッションし、プレゼンテーションを行いました。
 参加生徒からは、「高校生に広い見識を与えてくれる内容で、新鮮で興味深い内容までありました。二日間が有意義で楽しい時間でした。」「将来、大学で研究をしたいと思う気持ちが強くなりました。」などの感想が聞かれました。
 2024年度も同様に開催予定です。ご支援を賜りますようよろしくお願いします。

※このプログラムは、「三菱みらい育成財団」の助成を受けています。

 GXサイエンスキャンプ

先端研究者講演︓天竺桂副学長「昆⾍資源利活⽤の新たなカタチ」
先端研究者講演:東京大学大気海洋研究所横⼭教授「Cの動きで理解する気候と環境」
6つのグループに分かれGX課題解決にむけたプレゼンテーション
全国から37名のGXに関心のある高校生が参加
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