東京農工大学 第19回特別講演会「中村修二のLEaD TALK(リードトーク)」を開催しました

2016年1月26日

1月14日(木曜日)、小金井キャンパスの140周年記念会館(エリプス)において、本学の経営協議会委員で特別栄誉教授の中村修二教授(カリフォルニア大学サンタバーバラ校)による特別講演会「中村修二のLEaD TALK(リードトーク)」が開催され、約130名の学生および教職員が参加しました。
前半の講演で中村教授は、日本の高い技術力が世界でさらに認められるための条件として、「英語力」と「海外経験」を挙げ、できるだけ早い時期からの留学等の意義について、自身の体験談を交えて語られました。

後半の学生との「密着討論会」では、多数の学生から海外留学や博士号を目指す際のポイントなど、研究者としてのキャリアについて熱心な質問が寄せられました。
中村教授は、自身の大学進学、就職、留学などの具体的なエピソードをユーモア交えて語られ、学生たちはノーベル賞受賞者のリアルな体験談と熱いメッセージに真剣に聞き入っていました。

質疑応答の一部

質問者:2年生女子
学 生
博士課程に進むことを目標にしたとき、女性に限らずですが、結婚することができなくなったり、もしくは結婚が遅れたりするのではないかと友人と話すのですが、中村先生はどう思われますか?
中村教授

学生結婚すればいいんです(笑)。アメリカでは学生のうちに結婚して、子どもを産むことだって可能です。日本人でもアメリカ人でも結婚すればいいと思いますよ。そういう制度が整っていないのは日本くらいじゃないかな。
質問者:4年生男子
学 生
留学するなら英語が母国語のところがいいとおっしゃっていたことについて、最初にアメリカに行ったとき、いきなり英語圏の世界に放り込まれて困ったことはありましたか?
中村教授







英語がしゃべれないと何も通じないので大変でしたが、何年かいれば自然と英語が身に付きますよ。赤ちゃんなら半年、大学生なら数年たてば身に付きますよ。私みたいな年齢だと何十年たっても英語が話せないですけどね。
日本の技術は世界一だけど英語がしゃべれないから、それで良い製品が海外に売れなくて台無しなんですよ。日本の家電や半導体はご承知の通り全滅、韓国や台湾に追い越されてしまいました。だからみなさんは若いうちに留学なりして世界に進出しないといけないと思います。
工学部の学生はアメリカのシリコンバレー(の近くの大学)がおすすめです。アメリカではカレッジと言って大学と同じ単位が取れるシステムがあり、そこに数年通って単位を取れば、有名な大学に簡単に編入できますよ。
質問者:2年生女子
学 生 中村先生は、学会発表などでも、その……その調子ですか?(笑)
中村教授 ええあの、そうです、これが僕です。(笑)
学 生 とても「素敵」だと思います!
質問者:1年生女子
学 生 中村先生のモチベーションは?
中村教授
怒りです。いやあね、皆さんね、怒りというものを勘違いしちゃあいけません。目の前の人に対して怒りを覚えたらね、ぐっとこらえてニコッとして、研究にぶつければ(頑張れば)良いんですよ(笑)。

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