遠藤章 特別栄誉教授が文化功労者に顕彰されました

2011年11月8日

遠藤章 本学特別栄誉教授は、血中のコレステロール値を下げる画期的な物質「スタチン」を青カビから発見し、高コレステロール血症治療薬の開発の道を拓き、斯学の発展に多大な貢献し、応用微生物学の研究・教育に優れた業績を挙げ、その功績が顕著であることから、平成23年度の文化功労者に選出され、11月4日にホテルオークラで行われた文化功労者顕彰式において、中川正春文部科学大臣から顕彰されました。


略歴: 昭和8年11月14日生。農学博士。
昭和32年3月東北大学農学部卒業。昭和32年4月三共株式会社入社、昭和54年1月東京農工大学農学部助教授、昭和61年12月教授、平成9年3月退官。平成9年4月東京農工大学名誉教授・株式会社バイオファーム研究所代表取締役所長。平成16年7月金沢大学客員教授。平成19年6月東北大学特任教授。平成20年9月東京農工大学特別栄誉教授。平成21年4月早稲田大学特命教授。平成21年11月一橋大学イノベーションセンター客員教授。平成23年5月米国科学アカデミー外国人会員。

主な受賞歴: 昭和41年 4月農芸化学賞(日本農芸化学会)受賞、昭和62年10月ハインリヒ・ウィーランド賞(西ドイツ)受賞、昭和63年 3月東レ科学技術賞(日本)受賞、平成12年 5月ウォーレン・アルパート賞(ハーバード大学医学部)受賞、平成18年 4月日本国際賞(日本)受賞、平成18年11月マスリー賞(米国)受賞、平成20年 9月ラスカー賞(米国)受賞、平成21年 6月国際動脈硬化学会特別賞。平成23年度文化功労者顕彰。

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