具体的教育目標とその内容(C)

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原理・原則に基づいた論理的思考と経験的直観力をもとに現象を把握しモデル化して設計に至るまでの自らの考えを論理的に記述し、分かりやすく表現し、国際的な社会に対して伝達する能力を育成する。


これらの能力を身につける具体的な方法を下記に示す。

  1. 問題の構造と重要性を理解するために、問題を構成要素に分解して考える一方、市場、社会、環境との関連性を分析する。
  2. 現象をよく観察し、エネルギー・物質収支や化学反応速度論を適用する。(小型の実験装置で実験を行う)
  3. 現象を定量的に把握する。(実験データ−の整理)
  4. 現象をモデル化し、変化の速度をモデルに合わせて考える。
  5. モデルの妥当性を検討し(1)へ戻る。
  6. 現象がモデルで説明できたら、実際的な装置内での現象を予測し、実験またはシミュレーションで確認する。
  7. 生産に必要な装置の形式、操作条件を決定し、装置の設計を行う。
  8. 装置およびプロセス全体の最適化を行う。

表現力として以下の能力を養成する。
  1. 日本語により、期限内もしくは一定の時間内で報告書作成、口頭発表、概要説明、討論が自由にできる能力。
  2. 英語で専門的な文献が読め、自分の仕事の概要説明と要旨記述ができる能力。

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