IGS通信

夏のIGS高大連携教室を開催しました!

2015年8月4日~5日、一泊二日の日程で、夏のIGS高大連携教室を開催しました。
今回は、授業毎の参加者の感想をご紹介します。

【 1日目1時間目:「地球の課題に挑戦しよう」ディスカッション~プレゼンテーション】
授業担当:東京農工大学 大学教育センター 准教授 藤井恒人

●グループのメンバーがそれぞれ考えたアイデアをまとめ、一つの案として発表できたことが楽しく、達成感がありました。全く別の意見に思えても、共通点や関連性が見られたことがおもしろかったです。この授業で考えをまとめていったように、複数の人々のアイデアを、今度は実現させてみたいと感じました。
●今回の授業で、今現在地球が抱えているエネルギー問題と、その解決策について深く考えることができました。また、もっと詳しく知りたいと思いました。自分の意見を発表するのは難しく、もっとエネルギーについての知識があればいいのにと思いました。明日にもプレゼンがありますが、他のグループのよい所を取り入れて、良いものを作りたいです。

【1日目2時間目:顕微鏡観察実験】
授業担当:東京農工大学 農学研究院 生物制御科学部門 有江 力 教授

●どこまでが菌で、どこまでがそうでない、という菌の定義を知らなかったので、今回の授業で学んだことは衝撃的でした。菌と聞くとあまりよくないものをイメージしてしまいますが、実は身近なところで活躍していることを知って、もっと菌の意外なはたらき、その例を学びたいと思いました。
●今まで習っていたことと実生活、実体験が結びついた気がした。授業で習ったことで、少し納得がいってなかったことがあったが、今日の講義で氷解した。

【1日目3時間目:Science English】
授業担当:東京大学 大学院総合文化研究科 Tom Gally 教授

●今後、英語は私にとって重要なものになっていくと感じました。今、英語が大好きなので、勉強として学ぶだけでなく、実際にコミュニケーションをとってみたり、英語圏の文化や歴史についても理解を深めていきたいです。今回習ったことを活かし、英語を身に着けていきたいと思います。
●今まで全く考えた事のない視点から英語のことを考えたので、とてもおもしろかった。僕は今まで、英語を受験科目や言語としてしか見ていなかったが、英語を学ぶことで世界観が変わるということがわかった。これからは、英語を研究など、人との交流にも使いたいと思う。

【2日目1時間目:電磁誘導と相対性理論】
授業担当:東京農工大学 大学教育センター 特任助教 尾崎宏和

●高校の科学技術実習や課題研究の授業では、理論の展開については学びません。これまでは、実験から帰納的に考察するばかりでしたが、実習の前に演繹的に結果を予想するなどしようと思います。
●科学とは、試行錯誤することによって生まれる真理だと考える。仮説を立て、実験をし、考査し、それを何度も繰り返して、粘り強く続けていかなければならない。様々な視点から物事を見て、実験や研究をしたいと思った。

【2日目2時間目:「地球の課題に挑戦しよう」ディスカッション~プレゼンテーション②】  

●今日のプレゼンテーションは、昨日の反省を活かし、かなり良いものになったと思う。どんなことについて発表するか、どう書いたら、どう発表したら、効果的に伝わるか、意見をたくさん出し合い、協力し、話し合いもスムーズに進んだ。今後このような機会があれば、ジェスチャー、アイコンタクトなど、もっと伝える工夫をしていきたい。
●グループワークを通して、複数のアイデアをひとつにまとめることの楽しさを味わうことができました。また、発表の際は、発信することの難しさを実感しました。グループでの発表では、自分一人の責任に留まらない部分があるので、これから大学や社会へ出たときには得意なことにできるよう、日常の会話から意識して変えていきたいと思いました。

(授業毎に記入していただいた、ミニレポートより抜粋)

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