去る11月8日9日10日の3日間、農工大の農学部・工学部それぞれのキャンパスで学園祭が催されました。わたしたちも小金井蛙新聞の名にかけて、小金井キャンパス(工学部)にてチョコバナナを出店しました。例年府中キャンパス(農学部)より盛り上がりに欠けると噂される小金井キャンパスの学園祭ですが、今年はその前評判を見事覆す大入り満員!蛙新聞もおかげさまでこの乏しい懐を暖めることに成功したのです。うっしっし。
 

8日

 学園祭は毎年金曜の12時から日曜の19時ごろまで行われます。金曜はお客さんの入りもまばらなのでどの模擬店も試運転の日。1年の間にすっかり忘れかけた模擬店職人の腕を取り戻す日なのです。ご多分に漏れず、蛙新聞も朝から東奔西走。やれ鍋が無いだ、やれお湯を沸かせだと大騒ぎ。そしてこれまた例年どおり、湯煎に使っていたお湯がチョコの中に入って「ギャ〜!」。なぜだかわかりませんが、チョコの中にお湯が入るとチョコが粘っこくなって、扱いにくく見栄えも悪くなってしまうのです。分かっているのに毎年やってしまう金曜日の風物詩。なんだかんだ言っているうちに夕方頃には勘を取り戻し、人がまばらなのをいいことに、チョコの3重コーティングをしてみたり、マシュマロを耳みたいにくっつけてみたりと遊び心満載のチョコバナナが店頭に並びました。こんな余裕も金曜だけだよ。
 

9日

 いよいよ本番。今日はあの有名お笑い芸人『DonDokoDon』が来る日!去年もそうだったのですが、お笑い芸人が来る日は遠くから女子中学生や高校生がたくさんやってくるのです。言うまでも無くチョコバナナのメインターゲットは「女の子」と「お子様」。今日稼がずにいつ稼ぐのだ!作れ〜!そして売りまくるのだ〜!
 と言いつつもこの日は割と部員がたくさんそろったので入れ替わり立ち代り学園祭を満喫。今年は科学技術展(通称、科技展)の年。それ目当ての、先生とおぼしきオジサマや学ランを着込んだ初々しい青年達の姿もチラホラ。未来の農工大生か、センパイは君たちを温かく迎えるよ、と必要以上に温かい目線を送ってみたりしていたのでした。
 それにしても9日は寒かった!豚汁をすすってもすすっても、すすったそばから熱放散。ああ、温かい豚汁があっという間に味噌味の水に・・・。体が芯から冷えるとはまさにこの事。緑いっぱいの小金井キャンパスも今日はなんだか恨めしい。
太陽よ、オラに力を分けてくれ!
 

10日

 さあ、今日は最後の日。できることなら商品全部売り切っちゃいましょう!・・・と周りを見回してみると、アレ?二人?そう。蛙新聞は兼部の人が多く、学祭ともなると、あっちに顔出しこっちに顔出しと大忙しなのです。
 二人で店を切り盛りするのはしんどいけれど、金曜土曜で培ったチョコバナナ職人としての技術を遺憾なく発揮するチャンスだ!そしてピークは来ました。お子様大興奮の「ヒーローショー」の時間。す、すごい。ストックができたかと思うとあっという間に売れていくではないですか。作る→売る→作る→売るの繰り返し。それでもだんだん作るほうが追いつかなくなってきて店の前に行列もでき始めました。チョコバナナは冷えてチョコが固まってから食べた方がおいしいのですが、もちろん冷やしている暇はありません。そうしているうちにどんどん行列は長くなります。こうなったら最後の手段。あの技を使うしかない!
  「ゆーっくり80数えてから食べてね。」
 果たしてあの小さな子供達が80まで数えられるのか今考えると定かではないけれど、このセリフ、かなりの数のお子様達に告げました。そういえば後ろで若いお母さん達が笑っていたような気も・・・。あのチョコバナナがステージの上で翻った「リューセーダー」とともに彼らの思い出のひとつになれば幸せなんですけどね〜。
 なんだかんだで午後にはバナナが売り切れ。余ったマシュマロに余ったチョコをかけて作った「チョコマシュマロ」に勢いで20円という破格値をつけると、あっという間に完売。長いようで短かった3日間は幕を閉じたのでした。
あ、そういえば今日はバナナしか食べてないや。

他大とは一味違う農工大工学部の学園祭。若い夫婦がベビーカーを押しながら歩いていたり、小学生の少年達がチョコバナナを3回も買いに来たり、犬の散歩のついでに寄り道する人もいる。全然違うけれど、それがまた農工大の学園祭のいいところだと思うのです。 来年も変わらぬ農工祭であることを祈って・・・。
文責:905
ページ:yo
 

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