2002年、今年もリサイクル市が開催された。
リサイクル市とは、この春をもって下宿を手放す卒業生や、市民の方々から使える家具や家電製品を引き取って新入生に非常に安価で引き渡すことを目的とした有志の農工大生の集まりである。
農学部では4月1日に、工学部では、4月2日に開催されたこのリサイクル市の様子をリサイクル市実行委員兼蛙新聞記者のお手鞠がレポートする。
農学部のリサイクル市会場は体育館前だ。物品は150近くあるため、前日から運び出して並べる作業を行わなくてはならない。今年はあいにく前日に雨が降ってしまったので、実行委員は既に雨対策に大忙しだった。
当日は快晴だった。
新入生が会場に現れ始め、冷蔵庫やたんすを熱心に品定めしている。冷蔵庫は400円から、たんすや食器棚は100円から、とまさに破格のお値段だ。どれも実行委員がリヤカーで運んできたものだ。まだまだ使える物がごみになるか、もう一度新しい持ち主の手に渡るか、それは紙一重の差なのだ。
得に人気が集中する自転車や冷蔵庫は抽選で決める。
この日一日だけで、物品の8割を裁くことができた。実行委員同士とても気心知れた仲で、誰もが楽しそうに働いているのが印象的だ。
次の日のリサイクル市はは工学部の生協で行われた。こちらにも前日に劣らない程の新入生が訪れ、会場は活気であふれた。
会場の一画では「小物市」が開催されている。ここではフリーマーケットのように、食器や洋服などが並べられている。全品10円。思わず年季の入った皮製のハンドバッグを購入してしまった。
リサイクル市を通して分かったこと、それは私たちの活動に協力してくれる人が結構いる、ということだ。まだまだ使える冷蔵庫や洗濯機を、引っ越すから、という理由だけでごみにするのは間違っている。それは分かっているけど、やっぱり誰も引き取り手がいないし、お金を払ってごみに出したほうが楽なのも現実だ。
人は楽なほうに流される。大量生産・大量消費・つかいすて・・・。だが、このま
までは自滅につながる事は明白だ。
リサイクル市を通して得たたくさんの事をこれからも大事にしていきたい。

でも一番大きかったのは、友達と、リヤカーを引いたり、馬鹿安の値段をつけたり、道に迷って帰れなくなったりした思い出、かな。
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文責:お手鞠
ページ:KURA |
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