計画としては総合研究棟A棟以外に総合研究棟b棟と総合研究棟c棟があります。
b棟は現在の1号館の場所に、c棟は講義棟の北側(現在A棟の作業プレハブの立っている場所)に建設される予定となっています。
b棟は旧応用化学系(現:応用分子化学科、有機材料化学科、化学システム工学科)、物理システム工学科、電気電子工学科が、c棟はさらに総合的な目的で利用される予定です。
前に述べたように、現在工学部では約11,000uの研究スペースが不足しています。これを補うためにオープンラボという構造をもった総合研究棟を建設することが決まり、その第一段階がA棟だったのです。
これら3つの棟で不足分を上回る約13,000uの研究スペースを確保することができます。

話しは変わりますが、農工大の施設課が文部省に対して総合研究棟について説明する際に、当時はやっていた団子三兄弟を使って説明したそうです。
研究スペース不足の解消と施設の有効利用のために「総合的な」建物を建てる必要があった工学部では、11,000uという広さを1つの建物で確保することは難しいことでした。そこで、3つの建物に分けて確保することになり、それらを長男(A棟)・次男(b棟)・三男(c棟)としたのです。
ここでもっとも大事なことは、棟は別々でも考えは団子に刺さっている串のように通っているということです。つまり、総合的利用施設・オープンラボとそれに付随する構造はすべての棟で共通だということなのです。