総合研究棟A棟とはどのような建物なの?
建物の大きさ
総合研究棟A棟は5階建ての建物で、延べ床面積は約5,500uあります。
共通利用施設
1階には講義室やゼミ室として使う共通の部屋があります。70人入る90uの部屋が3つ、約70uの部屋が2つ、45uの部屋が2つです。90uの部屋のうち2つは可動な間仕切りでそれぞれ45uに分けて使うことができます。
ちなみに、90uという広さは11号館の91番教室くらいの広さになります。
 2階と4階には コミュニティーデッキとリフレッシュ空間と呼ばれる場所があります。ここでは研究や勉強で疲れた体をゆっくりと休めることができます。
コミュニティーデッキは木床で、広さは90uあり、リフレッシュ空間に出入りすることができます。
また、リフレッシュ空間ではスクリーンとプロジェクターを使えることができ、多目的な部屋としてつくられています。
利用する学科
棟の北側は生命工学科、南側は情報コミュニケーション学科と機械システム工学科が利用します。
特徴的な設計〜オープンラボ〜
総合研究棟A棟は「オープンラボ」という新しいコンセプトに基づいて設計されています。
オープンラボとは一つの大きな研究室や実験室内をパーテーション(簡単な間仕切り)で区切って利用するというものです。
現在、研究室や実験室を改装する際にもっとも手間がかかるのが内装の変更です。内装を変更するさいにドラフトチャンバーなど各種装置や壁の位置の移動、配線の変更などをするのは容易なことではありません。これに対しオープンラボでは、内部はパーテーションで区切られており、また配線なども移動しやすいようになっているので、研究室や実験室内部の配置を変更に要する手間が大きく削減することができます。
また、オープンラボにより各研究室は"競争的環境"におかれることになります。
研究にはその時代における"はやりすたり"があるため、ある時期に人気がありたくさんの人がいた研究室でも、10年後にはその規模を変えているかもしれません。このとき10年前の研究スペースを維持しつづけると研究スペースの有効利用が十分にできなくなってしまいます。
そこでこの問題を解決するために、オープンラボでは定期的に研究室の使うスペースや実験スペースを協議し、その結果パーテーションなどの配置を変えて研究スペースを最大限に有効利用できるようにします。
つまり、構造的には前に述べた3つの学科の共同利用施設とすることができます。これが総合研究棟A棟の「総合」と言う名前の由来になっています。
デザイン
基本的なデザインはbase棟や図書館のデザインを踏襲しています。
これらの建物はコリドール(回廊)を統一構造としています。建物のまわりにある下の写真のようなものです。総合研究棟A棟では1階部分のみがコリドールとなります。
このコリドールという構造は相互浸透を目的としてつくられています。コリドールというあいまいな空間つくることにより、外部と内部の緩衝の役割をしています。base棟にコリドールがない場合を想像してみてください。その印象は大きく変わると思います。
base棟のコリドール(回廊)
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竣工予定
工事期間は平成13年3月末までとなっていますが、実際にはもう少し期間が延びそうです。
総合研究棟A棟のここがすごい!!かも・・・
オープンラボの実験室にはボンベを置く専用の場所が設けられています。また、ボンベ専用の搬入路まであります。このため、内装変更をしてもボンベの位置を気にする必要がありません。
女子トイレがすごい!!
そして、総合研究棟A棟では女子トイレが充実しています。工学部といえば男・男・男の時代はすでに終わったことを以前の記事で紹介したことがありました。しかし、それに対して女子トイレの充実度は決して追いついてはいませんでした。
総合研究棟A棟の2階から4階のトイレにはパウダーコーナーと呼ばれる場所があります。そこには手を洗うだけではなく、座ってゆっくりできるカウンターベンチや三面鏡があります。まさに「化粧室」がつくられるのですね。
では男子トイレはというと・・・、普通どおりなのだそうです。
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