若手研究者の自立的研究環境整備促進事業
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ホーム >> 若手研究者の紹介 >> 小林 祐一

プロフィール

小林 祐一
Kobayashi Yuichi

教育協力分野 工学部 電気電子工学科
メールアドレス yu-koba@cc.tuat.ac.jp
研究分野 知能情報工学
キーワード ロボット,強化学習,自律分散システム
職歴
2002年〜2007年 独立行政法人理化学研究所バイオ・ミメティックコントロール研究センターで研究員
学歴
東京大学工学部精密機械工学科 1997年卒業
東京大学大学院工学系研究科精密機械工学専攻修士課程 1999年修了
東京大学大学院工学系研究科精密機械工学専攻博士課程 2002年修了
受賞歴
四脚ロボットによる多様なサッカー行動生成により日本ロボット学会賞受賞(2000年)
第16回インテリジェント・システム・シンポジウム(日本機械学会主催)「分散協調捕獲行動のための群移動ロボット制御」によりベストプレゼンテーション賞受賞(2006年))
主な論文・解説
小林 祐一,藤井 博基,細江 繁幸,“一次元空間への低次元化写像を用いた対象物操作の強化学習,” 計測自動制御学会論文集 第42巻7号,814-821,2006
小林 祐一,湯浅 秀男,細江 繁幸,“強化学習のための矩形基底による自律分散型関数近似,” 計測自動制御学会論文集 第40巻第8号,849-858, 2004
小林 祐一,深瀬 武,上田 隆一,新井 民夫,湯浅 秀男, “実時間性と観測コストを考慮した四脚ロボットのサッカー行動設計,” 日本ロボット学会誌 Vol. 21, No.7, 802-810, 2003
小林 祐一, 湯浅 秀男, 新井 民夫, “自律分散系の適応アルゴリズムによる強化学習のための関数近似,” 計測自動制御学会論文集 第38巻2号, 219-226, 2002
小林祐一,太田順,井上康介,新井民夫, “視覚情報を用いた状態・行動空間の自律的生成,” 計測自動制御学会論文集 第36巻11号, 1029-1036, 2000

研究紹介

※画像をクリックすると拡大されます
ロボットの研究は国内外で注目を集め,数多くの研究がなされているが,未だ人間の活動するような環境で適切に動けるロボットは実現できていない.この原因のひとつはロボットの認識能力,行動計画能力に大きな不足があるためで,その不足を解決するための糸口として,学習によるアプローチを中心に研究を行っている.行動学習の方法として知られる強化学習(外部から与えられる報酬・罰などを用いて試行錯誤により適切な制御方策を獲得する行動学習の枠組み)を軸に,関数近似法や統計処理などを用いることでロボットのセンサ・アクチュエータにとって適切な情報表現を獲得することを目指している.
もうひとつの研究のアプローチは自律分散システムである.自律分散システムとは,系全体を統合する機構を持たず,各要素が局所的な相互作用のみから全体としての秩序を形成するシステムであり,大規模・複雑なシステムを設計,制御するのに重要な概念である.この自律分散システムの原理を群移動ロボットによる協調行動の設計や行動学習するロボットの情報処理に応用し,局所的な観測のみから協調捕獲行動を行う群ロボット制御や局所的な形状情報から適応的に分解能を変更できる関数近似法など,適応的で柔軟な知能システムを構築することを行っている。

本テニュアトラックシステムについて

これまで理化学研究所の研究員として行ってきた研究を延長・発展させた研究を行うことができる場として,テニュアトラックのポストに応募しました.若手の研究者を支援するという枠組みの中で採用していただけることに感謝しています。

今後の抱負

独立して研究を行うことを支援するという趣旨に応えられるよう,関連する分野の研究者と積極的な交流を図ることを重視しながらも,自ら価値があると考える研究を積極的にすすめることで,よい研究・教育の成果が出せるようにがんばりたい。

研究室のホームページ

http://www.tuat.ac.jp/~robo/
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