研究室の教官である千賀裕太郎教授の紹介です。
近自然河川・水路工法 ("春の小川"の復活)
  地域生態系の修復に関する技術的問題として、特に水域の構造と生物との関係についての研究。 また、親水性水路や中・小規模の河川などの(生物および人間の視点に立った)評価方法や、 評価の結果をそれらの河川・水路のデザインにフィードバックできるような研究を一つの柱にしていきたい。
まちづくり・むらづくりの計画論
  農村や地方における小都市の計画論。   住民参加、環境改善、経済活性化の実践的なありかたが中心になってくる。 その手法の一つとして、グラウンドワークトラスト* がある。新しい地域づくりのあり方を研究のテーマにしていきたい。
  また、中山間地域の成功例、失敗例を調査分析して、内発的な地域の活性化の計画手法を研究のテーマとしていきたい。
  農山村の活性化の計画手法に関して、特に都市と農村との交流・グリーンツーリズムの理論と実際についても研究していきたい。
* グラウンドワークトラスト
住民と行政と企業が一緒に協力しながら自分達の地域をよくしていこうという手法・社会システム。イギリスで十数年前に始まった。  ( 日本グラウンドワーク協会ホームページへ )
水資源の保全と適正な配分方法について
  地球人口が60億人を超え、食糧生産や都市活動のための水の利用調整が深刻な問題になりつつある。 こうしたことを背景に、水をビジネスの対象にしようとする動きが世界に広がっている。 しかし水は命の源であり、地球の水は「社会的共通資本」として、適正に保全し利用されなければならない。 その理論とあり方について研究していきたい。

  韓国の建國大学と姉妹校提携したので、現在、留学生交換を行っている。 また、グラウンドワークのイギリス、水辺の生態系に関する研究の盛んなドイツ(ミュンヘン工科大学)、 棚田を舞台にグリーンツーリズムで成功しているインドネシア・バリ(ウダヤナ大学)等とも、 大学院生を送る等して交流している。

  岩手県胆沢町、福島県伊南村、群馬県新治村、新潟県安塚町、 千葉県鴨川市、長野県飯山市・栄村・小川村、滋賀県甲良町・愛東町、 東京都日野市・あきる野市・小金井市・府中市等の市町村と連携して研究を進めている。

  香川大学の角道助教授(水資源や地域用水)、 茨城大学の小林久助教授(地域資源の循環)、秋田県立農業短期大学の神宮寺寛助教授(水辺の生態系)など、 この研究室の卒業生を始めとした研究者・行政担当者・コンサルタント技術者たちと協力研究を進めていきたい。
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