東京農工大学科学博物館

繊維技術研究会講演会

更新日:2014/8/26

 「放射能・放射線とどう向き合うか〜安全・安心のための科学的な理解に向けて〜」國眼 孝雄(東京農工大学名誉教授・繊維技術研究会会員)
先の東京電力の福島第1原子力発電所の事故を受け、例えば公表されている測定値のうち、小金井市のある保育園の地表5cmの空間放射線量は0.06μSv/hであるが、この値は何を意味しているのか。 これらは野菜や魚などの食品に含まれる放射能[Bq/kg]とどう関係があるのか、国際的な安全基準はどうなっているのか、 またこれらの問題の根源となった原子力発電とはいかなる物か ・・・など、 「広く放射線量・放射能や原子の構造・性質などの一般的な基礎概念や現象を科学的に理解すること」で、放射能・放射線に関する“点”的な知識を“面”的に関係づけ、 一般社会人として、これらの不安を科学的に対応できる知識を共有することをめざす。

開催日時 9月16日 10:00〜12:00
会場 科学博物館3階講堂 
その他 来聴自由
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