
研究室紹介(デジタルものづくり)
安藤 研究室
http://www.tuat.ac.jp/~y-ando/
研究分野:機械要素解析

(左)LSI製造技術によって作製したマイクロステージ。静電気力で駆動されます。 (右)超高真空マイクロトライボロジーテスター
自分が小さくなり、アリの視点で自然を見ると新しい発見がある
アリは窓のガラスの上を歩けますか? ガラスの上を落ちずに歩いているのを見た人もいると思いますが、なぜ歩けるのでしょうか。ガラスの表面に小さな凸凹があって、それに爪を引っ掛けているからでしょうか?実はアリの足とガラスの間にはくっつく力が働いているのです。弱い力を測定する技術を追求していくと、小さなものはくっつき合うことが分かります。また、その力の原因、その力を大きくしたり小さくしたりする方法も分かります。
アリが見るように、さらにもっと小さいものを見る技術を追求していくと、小さな機械ばかりでなく、大きな機械の問題、二酸化炭素の排出削減のような課題を解決するヒントが得られます。そのためには、実際に小さな機械を作る必要もありますし、トライボロジーと呼ばれる分野の研究を行うことも重要になってきます。
教授
安藤 泰久
池田 研究室
http://www.tuat.ac.jp/~trib-ike/
研究分野:機械要素解析

(左)水槽付き低摩擦材料用摩擦試験機 (右)2種類の製造法を用いて作成しためっき被膜に粉体吹き付けを行った際の損傷比較
トライボロジー? わからないから面白い!
身の回りの材料は必ず他のものと接触することになります。 積極的に接触させる例として、ブレーキを押し付けて発生する摩擦力で動きを止める場合、 常に動いているエンジンから必要に応じて動力を取り出すために摩擦力を使って動きを伝える場合が挙げられます。
一方、 仕方なく接触してしまう例として、大気圏突入するロケットでは空気や細かい異物が機体表面と摩擦して高温を発生する場合があります。
ここで重要な点は、 「摩擦は常に悪さをする」とは限らないという点。 摩擦という現象を積極的に利用する、 もしくは、 うまく回避するを考えることが工学の立場です。 この「摩擦」に加えて「摩耗」、「潤滑」の三つを総合的に取り扱う分野が「トライボロジー」。
当研究室では、工業からスポーツまでさまざまな世界のトライボロジー現象を研究しています。
准教授
池田 浩治
助教:伊藤 博信
堤 研究室 (生物システム応用科学府)
研究分野:機械システム設計

(左)5軸制御マシニングセンタの運動精度を測定している様子 (右)速度と摩擦力の関係 (機械の運動を制御するときに、 もっとも問題となるのが摩擦。 摩擦力の変化を
シミュレーションできるようにした。 この曲線をストライベック曲線という)
10万分の1ミリの精度を目指して
金属やプラスティックでできた製品、 例えば、自動車やコンピュータなど生活に必要な製品のほとんどは、 工作機械を使って作ったものです。 工作機械は、金属を削って部品や製品を作る機械で、ものづくりには欠かせない機械です。
1950年代の初めにアメリカで数値制御装置が開発されました。 そのおかげで精度と能率が飛躍的に向上しました。
当研究室では、 どんなに速く動いても目標とする位置と実際の位置のずれを0.1マイクロメートル以内になるよう様々な研究を行っています。 最近は複雑な動きをする五つの軸を同時に制御できる5軸制御マシニングセンタの運動と精度を向上させるために、 様々な制御方式について、すなわち、 高速で運動しても精度が狂わないようにするための制御方法及びその測定方法について研究しています。
教授
堤 正臣
教授
堀 三計
笹原 研究室
http://www.tuat.ac.jp/~saslab/
研究分野:生産加工学

(左)溶融金属積層による金属製品のラピッドマニュファクチャリング(ハート形) (右)Metal cuttingの有限要素法解析
環境にやさしく、付加価値の高いものづくり
工業製品の生産システムにおいては、精度の高いものを能率良く大量に作るという観点から、機能的な付加価値の高い製品を必要なだけ迅速に、しかも人や環境に優しく作るという方向に転換しつつあります。そのためには、設計から製造までに存在するいろいろな情報を有効に利用する必要があります。
当研究室では、3次元CADで設計したデータから迅速に立体を造形するラピッドマニュファクチャリングや、NCデータや工具情報から加工状態を迅速に予測する加工過程の物理シミュレーションについて研究しています。
また、創成した加工物表面に機能的な付加価値を与える新しい加工方法や、 省エネルギーかつクリーンな加工の開発にも取り組んでいます。
設計されたものを最終的な「形」として実現することに醍醐味があります。
教授
笹原 弘之
技術専門職員
茅野 雅久





































