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◎ ひらめき☆ときめきサイエンス 〜ようこそ大学の研究室へ〜KAKENHI
「世の中みんなメス化するかも?」を開催

 10月7日(日)、府中キャンパスにおいて、「ひらめき☆ときめきサイエンス〜ようこそ大学の研究室へ〜KAKENHI『世の中みんなメス化するかも?』」が開催されました。
 本事業は独立行政法人日本学術振興会の委託により実施されており、今年度は、科学研究費助成事業・基盤研究(C)「農薬分解産物ニトロフェノールの副腎・生殖毒性機構と乳癌活性化リスクに関する研究」の成果の一部をわかりやすく発信するため、中高校生を対象とした「世の中みんなメス化するかも?」が採択されました。
 事前の申し込みでは、募集定員30名に対して80名以上の応募があり、プログラム前半の講演は、申込者全員を受講可能とし、後半の実験には30名が参加しました。
 参加者の多くは本学の共同獣医学科の志望者で、大学の講義を体験するとともに、本プログラムの内容を理解するため、田谷一善農学研究院教授から「哺乳類卵巣の生理学」の講演が行われた後、渡辺元農学研究院教授によるディーゼル排気微粒子抽出物、豆科植物抽出物などを使用し、エストロゲン活性をキットを用いて検出する実験が行われました。実験の合間には約1時間の休憩時間が設けられ、動物医療センター、馬術施設、ヤギ舎および野鳥のリハビリケージなどを見学し、修了証書として「未来博士号」が参加者全員に授与されました。
 
 
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