本セミナーは、イノベーションの創出を担いうる若手人材育成の一環として、学生、教職員および企業との直接対話を通じて産学協働でキャリアデザインを発展させることを目的としています。
当日は、高橋史郎日本農薬株式会社人事部長から「日本農薬の人事と人材育成について～人事労務の立場から～」と題して、農薬業界の状況や同社の紹介と、人事の専門家としての視点から、実例を交え企業活動と求める人材について説明がありました。続いて、山本直之カルピス株式会社発酵応用研究所次長から「カルピスの研究開発と求める研究人材」と題して、同社の研究体制、研究テーマの設定から事業化に至るプロセスと、その中で研究人材として必要な能力、心構えについて講演がありました。
多地点制御遠隔講義システムを使用し、小金井キャンパス、連合農学研究科の構成大学のうち11大学に同時配信され、講演後の質疑応答では同システムにより、参加した全国の学生・教職員により活発に行われ、今後のイノベーション創出を担う参加者にとって、非常に有意義なセミナーとなりました。
