◎ 南アフリカ共和国・農学研究協議会(ARC)との大学間交流協定締結
およびセミナーを開催

 10月30日(火)、本学において、南アフリカ共和国・農学研究協議会(ARC: Agricultural Research Council of South Africa)のDr. Shadrack Ralekeno Moephuli代表と小畑秀文学長との間で両機関の大学間交流協定の調印式が行われました。
 ARCは、1990年に南アフリカの農業分野研究の中枢研究機関として設立された研究所で、農学と農産業の発展と自然環境の保護を目的とした農学分野の基礎および応用研究を行う、5部門、10研究所を持つ国立研究所です。
 南アフリカ共和国との間では今回が初めての大学間交流協定締結であり、今後、本学の農学分野を中心に、両機関の間で活発な協力が行われることを通して、南アフリカ共和国との交流促進が期待されます。
 また、調印式に先立ち、両機関の学術活動に対する相互理解の深化を図り、また、今後の交流の活性化を目指して、「東京農工大学・南アフリカ共和国農学研究協議会ネットワーキングセミナー」を50周年記念ホールで開催しました。同セミナーでは、両機関を代表して小野隆彦広報・国際担当副学長及びDr. Moephuli代表からの挨拶に続き、両機関の研究紹介が行われ、本学からは農学府 濱野國勝教授、白井淳資教授、渡辺 元准教授、仲井まどか准教授がそれぞれの研究内容を紹介しました。その他、日本側からは日本学術振興会国際事業部地域交流課の前澤綾子課長を講師としてお招きし、日本学術振興会における南アフリカ共和国との活動をご紹介いただいた他、南アフリカ共和国からは農務省関係者による活動紹介が行われ、今後の活発な交流につながる有意義なセミナーとなりました。

 なお、日本学術振興会の前澤綾子 課長におかれましては、セミナーでの講演終了後、小山晴己総括チームリーダー(総務担当)と農学府及びFSセンターを訪問され、FSセンターにおいては島田 順教授の説明の下、シクラメンの植え付けを視察されました。
   

 

 

<前澤氏視察>
   
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