◎ 国立大学協会東京地区支部大学職員啓発セミナーを実施

 3月10日(木)、11日(金)の2日間にわたり、法人化後最初の国立大学協会東京地区支部大学職員啓発セミナーを東京地区11大学の職員17名を対象として、実施しました。
 この研修は、国立大学法人の現状と将来等について、学長と意見交換を行い、また、他大学の職員との討議を通して、大学経営についての見識を高めることを目的として、国立大学法人の経営について積極的に考える意欲のある課長補佐相当職以下の職員を対象として実施されます。
 1日目は、国立大学協会東京地区支部人事委員会幹事である山本順二東京農工大学総務担当理事の挨拶の後、宮田清藏東京農工大学長の講話「国立大学法人化における職員の役割−受動形から変化を予知し、能動形へ」と意見交換・討議等、池端雪浦東京外国語大学長の講話「国立大学法人の職員に期待すること−専門性と企画力をいかにして養うか」と意見交換・討議等を行いました。
 2日目は、外部講師に依頼し「問題発見・解決力の開発」をテーマに活発なグループワークが行われました。さらに、板東久美子文部科学省大臣官房審議官の「我が国の高等教育の将来像」について講演を聴講しました。
 法人化後の大学経営について、両学長の事務職員への熱い期待を伺わせる講話であり、事務職員の志気を高める有意義な研修であったとの感想が寄せられました。
 
  
 
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