生物システム応用科学府について

組織

本学府は3専攻からできております。

生物機能システム科学専攻

複雑な生物機能に学ぶことで発想される物質生産及び変換、情報処理及び伝達、環境計測、生体計測、物質循環等に関わる様々なシステムを理解するための学問、学術分野を基盤として、農学と工学に係る幅広い実業界で活躍できる修士人材と、高度な研究力と課題解決力を有し、先導的な研究実施能力を有する博士人材の養成を目的としております。

食料エネルギーシステム科学専攻

本専攻では、高度な実施型研究人材として、食料、エネルギー、環境の相互不可分の関係を理解し、人類生存の究極課題に熱意を持って挑戦でき、複合領域に跨がる広い専門分野の人材を統率できるリーダーとして幅広い分野の専門家と連携したチームを作り、卓越したコミュニケーション力により国際社会で活躍できる人材の養成を目的としております。

共同先進健康科学専攻(早稲田大学との共同専攻・博士後期課程のみ)

共同先進健康科学専攻は、国立大学(東京農工大学)と私立大学(早稲田大学)との連携による国内初の共同専攻です。経済・社会・文化のグローバル化が急速に進展している今日、理系の大学院教育を通して求められるのは、国際的に通用する研究開発力と多彩な視点により学問領域を超えた判断能力、リーダーとしての総合力を有する人材です。

本共同専攻では、理学・工学・農学の領域融合型で先端的な大学院教育により、多様な課題に解決能力と探究能力を発揮しうる人材の育成を主眼とし、豊かな教養と広い国際感覚及び高い倫理観を有する人材を養成することを目指しています。

より具体的には、医薬・食・環境などの分野で活躍する人材の養成、製薬・食品・ヘルスケア企業の研究・開発者や公的研究所・官公庁等、幅広い企業や機関への就職を推進します。両大学大学院の生命科学、環境科学、食科学分野の専任教員が融合して共同で同一専攻を組織することにより、理工農学の融合はもとより、獣医学、薬学、スポーツ科学、リスク管理、国際コミュニケーション等の幅広い分野を組み入れた高度な博士後期課程教育カリキュラムを構築しています。