初めて訪れた人は、「東京なのに、本当に緑が多いですね。」という感想をも らします。東京農工大学は、2つのキャンパス(府中市と小金井市)からなっ ていますが、いずれも東京の西の郊外にあります。 新宿から最寄り駅(府中駅、国分寺駅、東小金井駅)まで電車で30分余りの距離 で、非常に便利な立地条件にあるのです。 このように新宿副都心まですぐのところにあるにもかかわらず、 キャンパスは、春になると桜を始めとした様々な花が咲き乱れ、秋になると銀 杏の紅葉が映える、とても静かな良い教育・研究環境となっています。
東京農工大学の樹木
広いキャンパスには、学部学生が約4300名、大学院生が約1200名おり、勉学 や研究に精を出しています。これに対して、様々な教育分野の教授、助教授、 講師、助手、教務職員、技術専門官、技術専門職員、技術職員約540名及びその 他の多くのスタッフが教育・研究の指導に当たっています。理科系の教育には、 実際にものに触ったり、観察したり、作ったりするという実験・フィールド調 査がとても重要です。東京農工大学では、そのような理科系の基本を大事にし て、教育を行っています。また、研究の方でも、東京農工大学はプロ好みの大 学となっています。研究内容の質を評価することは、なかなか難しいことなの ですが、研究者1人当たりの研究成果を調べてみると、他の有名大学をしのぐ くらいの高いレベルとなっています。また、いくつかの指標は、東京農工大学 の研究が年々大きく向上していることを示しているのです。
科学研究費補助金・外部資金受入れ状況
最近の日本の大学には、国際化の波が押し寄せてきていますが、東京農工大 学の国際化にも目覚ましいものがあります。留学生の数が増えたことに伴い、 留学生センターなどが設置され、国際化に対応した教育ができるようになって います。また、姉妹校との間では、学生や教官の交換留学など広範囲な交流が 行われています。このような流れは、今後ますます盛んになっていくと考えら れます。
国際交流の状況
最後に、東京農工大学の伝統についても触れておきましよう。東京農工大学 が大学になったのは戦後ですが、その前身(内務省勧業寮内藤新宿出張所農事 修学場・蚕業試験掛)から数えると既に124年の年月が経過しています。科学技 術の世界は常に新しいものを追い求めて、進歩しています。
東京農工大学は、時代に合せて、教育や研究の組織を変えてきました。1995 年及び1998年に、かなり大きな組織の改組を行いましたが、最近の東京農工大学 の発展には、一言では言い表せない伝統の力が働いているのです。
東京農工大学は今伸びようとしています。その姿を、東京農工大学のホーム ページを通してしっかりと見届けて頂きたいと思います。